肺がんの組織型と特徴

 肺がんには「小細胞がん」と「非小細胞がん」があり、その中でもさらにいくつかの種類に分かれます。それぞれ異なった特徴を持っているため、治療を受ける上でも組織型の特定は非常に大切です。

肺がんの組織型〜悪性度の高い「小細胞がん」

 がんの組織型とは、がん細胞の形による分類のことです。よく「がんの顔つきがいい・悪い」といわれるのは、この組織型のことで、種類によって進行の速さ(悪性度)や抗がん剤の効き目などが異なります。

肺がんは、まず大きく「小細胞がん」と「非小細胞がん」の2種類に分かれます。

小細胞がんは、その名の通り細胞が小さく見えるのが特徴で、肺がんの約1〜2割と少ないものの増殖スピードが速いため、発見時には既に他の臓器に転移していることも多いやっかいなタイプです。

喫煙による肺がんに多く、肺の入り口の太い気管支の壁に好発します。

ただし小細胞がんは、抗がん剤や放射線療法の効き目が良い点が唯一のメリットです。手術ができなくても、これらの治療をうまく組み合わせれば長く生存できる可能性もあります。

肺がんの組織型〜様々なタイプのある「非小細胞がん」

 非小細胞がんは、肺がんの8〜9割を占めるもっとも多い肺がんです。小細胞がんと比べると進行はゆるやかですので、早期発見できれば治療の手立てはありますが、抗がん剤や放射線の効き目は小細胞がんに劣ります。

非小細胞がんは、さらに以下の種類に分かれます。

腺がん

 肺の上皮組織から発生するがんで、非小細胞がんの中ではもっとも多いタイプです。

肺の入り口から遠い「肺野部」に発生しやすく、タバコを吸わない女性にも多く見られます。胸部X線で発見しやすい一方、咳や痰などの症状が出にくい点がデメリットです。

扁平上皮がん

 扁平上皮という粘膜に発生するがんです。肺の入り口に近い「肺門部」に発生しやすく、喫煙習慣のある男性に多く見られます。咳や血痰などの症状が比較的出やすいため、注意すれば早期発見が可能なタイプです。

大細胞がん

 肺野部に多く発生するタイプで、小細胞がんと同様、増殖が速い特徴があります。発生頻度は少なく、肺がんの中ではもっとも珍しいタイプです。

組織型 発生部位 特徴
小細胞がん 肺門部
  • 進行が速く、遠隔転移しやすい。
  • 喫煙と深い関係にある。
  • 抗がん剤や放射線の効き目がいい。
非小細胞がん 腺がん 肺野部
  • 喫煙習慣のない女性に多い。
  • 症状が出にくい。
扁平上皮がん 肺門部
  • 喫煙と深い関係にある。
  • 咳や痰などの症状が出やすい。
大細胞がん 肺野部
  • 小細胞がんと似て、進行が速い。
がん保険の必要性が高い肺がん治療

肺がんは先進医療に指定されている重粒子線治療や陽子線治療などの適用があり、1回300万円以上しますので特にがん保険の必要性が高いがんです。

がん保険はがんになってからでは加入できませんので治療費が心配な方は、がんになる前に一度資料請求をして検討してみるとよいでしょう。

FPが選ぶおすすめがん保険人気ランキングの1位と2位

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ページの一番上へ
サイトのTOPページへ