肺がんの原因

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肺がん原因について、解説致します!

肺がんの原因として最も有名なのは「喫煙」ですよね。

確かに、煙草は身体の機能や細胞に悪影響を与え、吸えば吸うほど病気にかかるリスクを上げるものです。

しかしながら、肺がんにおいて「喫煙者ではないから発症リスクが低い」という認識を持つのは、非常に危険です。

肺がんの原因となる要因は、喫煙以外にも多々存在していますし、研究で新たな原因が次々と解明もされてきています。

ここでは、肺がんの原因について考えていきたいと思います(^^)

原因1:煙草

肺がんの原因として、最も明確になっているものが「喫煙」です。

特に、肺の扁平上皮がん小細胞がんと喫煙の関連性は深く、これらの肺がんについては、非喫煙者が発症する事は非常にまれです。

喫煙者のレベルを現す指針に「喫煙指数(=1日の本数×喫煙年数)」というものがありますが、この喫煙指数が600以上の方は肺がんのリスクが大変高いとされています。

喫煙者の方が肺がんでの死亡する危険度は、非喫煙者の4〜5倍ともされており、喫煙が肺がんを発症させる原因となっている事は明らかだと言えます。

原因2:女性ホルモン

近年、肺がん(特に肺腺がん)の発症に女性ホルモン(エストロゲン)が関わっているという研究報告が発表されるようになってきました。

最近の研究で、月経の期間が長い女性(月経開始から閉経までの期間が長かった方)や、エストロゲン補充療法を受けた事のある女性に、肺腺がんの発症率が高いことが分かってきており、エストロゲンの量や濃度が、肺腺がんの発症リスクを高めていると考えられるようになってきたのです。

また、女性の中には肺の細胞に女性ホルモンがくっつく受容体を持っている体質の方がいます。

こういった体質の方の場合、肺の細胞の受容体に女性ホルモンが付着することで、その細胞ががん化する可能性があると考えられています。

原因3:大気の汚染物質

肺がんのもう一つの原因として外せないのが、大気汚染です。

私たちの生命活動に不可欠の呼吸ですが、人間は呼吸をするたびに空気中の様々な有害物質(細菌や雑菌、汚れやほこり、化学物質や黄砂など)を吸い込んでいます。

これらの有害物質は、気管である程度取り除かれるものですが、肺まで届くものも決して少なくありません。

この、気管で取り除き切れなかった有害物質は、肺の末梢部分にある肺胞で感知されて除去されるのですが、この時に発生する活性酸素が過剰になると、正常な細胞まで傷をつけてしまいます。

このことが、肺がんを発症させる一因となっているのです。

PM2.5と肺がんの関係

近年問題になっている中国のPM2.5ですが、実は肺がんの原因にもなるとされています。

PM2.5とは、大気中に混ざっている汚染物質のうち粒子径が2.5マイクロメートル(μm)以下の小さな粒子のことを呼んでいます。

PM2.5は単一の化学物質ではなく、炭素や硝酸塩、硫酸塩、金属を主な成分とするさまざまな物質の混合物で成っています。

PM2.5に含まれる有害物質はタバコに相当しますので、PM2.5の濃度が濃い場所で生活することは、喫煙しているのと変わらないことになります。

つまり、PM2.5の濃度が濃い場所での生活を送っていると、肺がんを始めとするさまざまな疾患を発症しやすくなるということです。

通常、大気中に混じっている汚染物質は、粒子が大きければ呼吸によって肺に入っても排出されます。

しかし、PM2.5は粒子径が2.5マイクロメートル以下とかなり小さいので、肺の奥深くまで入りやすいという性質を持っています。

そのため、肺に入っても呼吸によって排出されることなく、肺に付着したままになる可能性が高くなってしまうのです。

長期に渡ってPM2.5を吸い込み続けると、肺にはどんどんとPM2.5が溜まっていきますから、肺炎や肺がんになるリスクはかなり高くなります。

PM2.5の発生源について

PM2.5については、大気汚染が深刻化している中国での問題ととらえられがちですが、実は日本でも発生することが分かっています。

なぜなら、PM2.5はモノを燃やすといったことでも発生しますし、工場や自動車などから排出された窒素酸化物や硫黄酸化物といった物質が、大気中の光やオゾンと反応することでも発生するからです。

ですから、PM2.5は交通量が多い首都圏や工業地帯では発生していると考えられますし、もっと身近なところでは料理をする時にガスを使う、また、洗いものやお風呂の時にガス給湯器を使用するといった時にも発生する可能性はあります。

また、タバコの煙にもPM2.5は含まれていることが分かっていますから、喫煙の習慣がある人や、喫煙者が周りにいる環境で生活している人はPM2.5を毎日吸っているということになります。

さらには、中国からのPM2.5が風に乗って日本に流れてくることもありますから、その点にも注意しなければなりません。

このように身近なところにPM2.5はありますから、決して他人ごとでは済まされないということが分かります。

PM2.5の吸収による肺がんの予防には、外出時は必ずマスクをするなどの対策を取ることで、PM2.5を大量に吸い込まないように日頃から気を付けることが大切です。

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