肺がんになりやすい年齢・年代

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肺がんになりやすい年齢・年代

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肺がんなりやすい年齢・年代について、解説致します!

 肺がんは、日本における全がん死亡率のトップを独走しているがんです。

そのため、年齢別の罹患率も成人後の全年齢層で高いとイメージされがちですが、実は60代から罹患率が急上昇し、その後も増え続けるといった傾向があります。
(参考:http://ganjoho.jp/professional/statistics/backnumber/2012_jp.html”年齢階級別がん罹患率推移(1980年、2007年) (PDF:355KB)”)

つまり、60代以降はがんの発生率が上がる一方という訳です。

子宮がんや食道がんのように、ある年代でピークを迎え、それ以降罹患率が下がるといった動きがないのが、肺がんの大きな特徴だと言えるでしょう。

これには、実は肺がんが発症するリスクが関係しています。

肺がんの罹患率が60代以降で急激に上昇する理由

 肺がんの発生リスクの最大のものは、ご存知の通り「喫煙」です。

しかし、実は煙草を吸ったからといって、すぐに肺がんのリスクが上昇するということはありません。

喫煙は肺がんのリスクを高めますが、実際に肺がんを発症する確率は、煙草を吸い始めてから30年〜40年経った頃に急激に高まるのです。
(但し、毎日吸うたばこの本数によって、年数に増減あり)

日本において、喫煙が許される年齢は20歳。

そこから喫煙を始めた方の場合、発症率が高まりはじめるのは単純計算で50〜60歳ということになるという訳ですね。

現在、男性の肺がんの死亡者数が増加傾向にあるのは、数十年前に喫煙率が高かったことが関係しており、60代以降の方が肺がんを発症していることが理由の一つとされています。

確かに、1970年頃の日本において男性の喫煙率は80%を超えており、この数値が50%を切ったのは2000年に入ってからのことです。

この男性の喫煙率の低下が、肺がんの罹患率・死亡率に与える影響を確認するには、あと十数年の年月が必要であると言えるでしょう。

男女別 肺がんになりやすい年齢・年代

 女性も男性も、肺がんの発症率急激に上昇するのは、60代以降です。

但し、女性の場合は60歳から85歳までの間の罹患率を見ても約3倍程度の増加率ですが、男性の場合は約7倍にも跳ね上がっています。

このことからもお分かりいただけるように、男性女性共に、60歳以降は肺がんのリスクが急上昇することを念頭に置いておくことが重要となります。

また、現在女性の喫煙者が増えつつあると言われていますが、それでもまだ男性に比べると割合が低いため、男女の肺がんの発症率の差に大きな変化はないと考えて良いでしょう。

また、現在の女性の喫煙者数の増加が肺がんの罹患率や死亡率に反映されるのは、30〜40年後ということになります。

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