肺がんの生検(せいけん)

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肺がんの生検(せいけん)

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肺がん生検(せいけん)について、解説致します!

 肺がんの生検(せいけん)とは、胸部X線検査やCT検査、気管支内視鏡検査などで診断が明確にならない場合に、肺の病巣から直接組織を採取して、病変が悪性であるのかどうかを調べたり他の呼吸器疾患とがんの鑑別をするために行われるものです。

こちらのページでは、この肺がんの生検の種類や概要についてご説明したいと思います(^^)

肺がんの生検(せいけん)とは

 肺がんの生検は、肺の病巣から直接細胞を採取して診断を行う検査ですが、その検査方法は「経気管支肺生検」「経皮穿刺吸引肺生検」の二つに分けられます。

経気管支肺生検

経気管支肺生検は、気管支内視鏡を使用した検査方法です。

具体的な方法は、X線透視下で、気管支内視鏡の管を肺の病巣にまですすめ、管の先端にある極小の鉗子で直接病巣の組織片を切り取って採取するというものとなっています。

経皮穿刺吸引肺生検

経皮穿刺吸引肺生検は、身体の外から肺の病巣に向けて極細の針を突き刺して(穿刺・せんし)、針に内蔵された医療用カッターで病巣の組織を採取するという方法です。

従来は、X線透視下で行われることの多かった経皮穿刺吸引肺生検ですが、近年は検査の精度を上げるため、CTを使った穿刺を行うケースが増えてきています。

肺がんの生検でどのような事が分かるのか?

 肺がんの生検は、CTや胸部X線検査といった画像撮影で判別できない病巣から、直接細胞を採取して観察、検査を行うことが出来るため、がんの有無や進行度、病変の悪性・良性の鑑別が出来ます。

そのため、画像検査の段階で「がんの疑いあり」といった病変の確定診断が出来る検査となっています。

肺がんの生検の流れ

 肺がんの生検は、検査方法によってその流れが異なっています。

経気管支肺生検

経気管支肺生検の検査では、口から気管支内視鏡を挿入することとなるため、検査前3時間は飲食が制限されます。

また、検査にあたっては唾液などの分泌物を抑制する注射を行い、続いて麻酔薬をのどに噴霧します。

これらの事前準備終了後、口から気管支内視鏡を挿入して組織片を採取する事となります。

検査前の準備と検査で1時間から2時間程度かかり、疲労度も高い検査ですので、検査前日はしっかりと身体を休めて、体調を整えておきましょう。

経皮穿刺吸引肺生検

経皮穿刺吸引肺生検は、まず針を刺す部分に局部麻酔した上で、酸素吸入を行います。

その上で、専用の医療用針を穿刺(せんし)して、針の先のカッターで肺病巣部の組織片を採取します。

検査自体は15分程度で終了しますが、麻酔や酸素吸入を行いますので、検査後は安静にしておくことが重要となります。

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