肺がんの予後、手術後の経過

肺がんの治療後

肺がんの予後、手術後の経過

肺がんのガイド

肺がん予後、手術後の経過について、解説致します!

 肺がんの手術後には、傷口の痛みや痰の増加など、さまざまな症状がみられます。体力が落ちないようできる範囲でリハビリを行いながら、術後も定期的に経過観察を行います。

肺がん手術後の経過

 基本的には外科手術になりますので、傷の痛みはしばらくの間避けられません。また血の混じった痰が増え、それを出そうと咳が出る時に痛みがさらに強くなりますが、なるべく痰を出したほうが良いです。

痛みは術後1ヶ月間ほど続く人が多いですが、それ以降は徐々に治まってきます。痛み止めを活用しながら、少しずつリハビリを行うことが大切です。

特に高齢の患者さんでは、体力があっというまに落ちてしまいますので、寝たきりにならず積極的に歩くようにしたいものです。

その他、食事の時やトイレの排便時などに、傷口が傷むことがあります。しばらくは仕方ないと考え、うまくやり過ごしましょう。2ヶ月ほど経つころには、かなり良くなっている患者さんが多いです。

肺がんの予後について

 肺がん治療後の生存率については、肺がんの種類が「非小細胞がん」と「小細胞がん」とで異なります。

非小細胞肺がんの場合、5年生存率がT期であっても70パーセントと、他のがんと比べるとやや低い特徴があります。U期で50パーセント、VA期で20〜30パーセントです。

さらに手術ができないV期では16ヶ月、転移がみられるW期では8〜10ヶ月と、厳しい数値になっています。

小細胞肺がんでは、腫瘍がまだ小さいうちに全身転移しやすいため、さらに予後は悪くなります。限局型で約20ヶ月、進展型で8〜10ヶ月が平均値です。

しかし分子標的療法など、よりがん細胞を的確に狙い撃ちできる化学療法も登場していますし、重粒子線治療など新しいタイプの放射線治療もあります。

ほんの数十年前まで、肺がんは発見されてから1〜2年が平均余命だったことを考えると、現在では格段に治療成績は向上したといえます。

肺がんと付き合いながら、何年も生活している患者さんも多いのです。今後もさらに有用な治療法が確立されていくことでしょう。

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