肺がん治療から退院後の生活の注意点

肺がんの手術を受けて退院した後は、医師の指示にしたがって無理のない生活を心がけます。特に肺活量が術前よりも落ちていますので、激しい運動や喫煙、食べ過ぎなどに注意が必要です。

退院後の生活で注意したいこと

肺がんで肺葉切除術を受けた後、特に問題がなければ2〜3週間で退院となります。退院後の生活では、しばらくの間無理をせず、ゆったりと過ごすことが大切です。

特に以下のようなことに気をつけましょう。

きつい衣服は避ける

手術による傷が落ち着くまで、なるべく体を締め付けるような衣服は避け、ゆとりのある衣類を着用するようにします。

適度な運動で筋力をきたえる

手術後は、肺葉を切除したことで心肺機能が落ちている上、入院生活によって筋力も低下しています。しばらくの間は激しい運動は禁物ですが、適度なウォーキングやストレッチ、ラジオ体操などで体をきたえることは大切です。

ただし、重い物を持ち上げたり、高い所に手を伸ばしたりするような動作は、体を慣らしてから行なうようにしましょう。階段の上り下りも、最初のうちは呼吸の様子をみながらゆっくりと行ないます。無理は禁物です。

禁煙に努める

肺がんになった時点でスッパリと禁煙できる人もいますが、そうでない人も退院後は禁煙にチャレンジしてみましょう。禁煙することで痰の量が減り、肺炎を起こすリスクを下げることができます。禁煙外来を利用するのも1つの方法です。

感染症を予防する

手術後は、肺炎にかかりやすい状態になっているため、感染症予防は非常に重要です。これまで以上に手洗いやうがいをしっかりと行ない、なるべく人込みを避けるようにしましょう。

特に抗がん剤の治療も受けている人は、骨髄抑制の副作用によって白血球の数が少なくなり、なおさら感染症にかかりやすくなります。特に冬場は、厳重な注意が必要です。

腹八分目を守る

消化器の手術と異なり、肺がんの術後は特に食べるものに気をつける必要はありませんが、お腹いっぱい食べすぎてしまうと横隔膜が押し上げられ、肺活量が減少して、息切れしやすくなります。健康のためにも、腹八分目を守りましょう。

また肥満や便秘も息切れにつながりますので、食物繊維と水分をとるなどしてお腹をスッキリさせることも大切です。

乾燥に気をつける

乾燥した場所にいると、感染症にかかりやすくなる上、喉の水分が失われて痰が出にくくなり、肺炎にかかりやすくなります。手術後は加湿器を利用するなどして、乾燥から身を守るようにしましょう。

療養手帳(治療の日記)をつけよう!

がんと診断されたら、なるべく「療養手帳」を作ることをおすすめします。医師への質問事項をまとめたり、気持ちを整理したりと、さまざまな使い方ができる、自分だけの大切なツールです。

がんの「療養手帳」には色々な使い道がある!

がんの宣告を受け、治療を受けるということは、これまでとは異なる生活が始まるということでもあります。

身のまわりの変化、治療についての不安や疑問、自分自身の気持ちのアップダウン…今までにはなかった、さまざまな状況に適応していかなくてはいけません。そんな時、大きく役立つのが「療養手帳」です。

療養手帳には、色々な使い道があります。以下はその、ほんの一例です。

スケジュール帳として

検査や診察の日時、手術や抗がん剤などのスケジュールを管理することができます。

大切なメモ代わりに

入院に向けて用意しなければいけないもの、片づけておくべきことなどのTO DOリストや、医師に質問したいこと、医師の説明で重要だと思ったことなど、がん治療にまつわるさまざまな要件をメモしておくことができます。

日記帳として

がんの治療中は、自分の気持ちも一定ではありません。前向きになったり落ち込んだりと、激しく上下することもあるでしょう。

そんな日々の心の変化や、毎日の出来事を手帳に記しておくことで、不思議と気持ちが整理される効果が期待できます。また後で読み返した時、人生の大切な一ページの記録にもなっているはずです。

体調管理のサポートに

体に異変を感じた際、いつごろから、どんなふうに、といったことをなるべく細かくメモしておくと、診察や投薬の際に役立ちます。また毎日の食事の内容や、血圧・体温なども一緒に記録しておくと、なお良いでしょう。

療養手帳の入手方法・作りかた

療養手帳は、病院の患者会などが作成したものをもらえることもありますし、インターネット上からダウンロードできるところもあります(「国立がん研究センターがん対策情報センター」の『わたしの療養手帳』など)。

もしくは、日記帳やスケジュール帳、普通のノートなどを利用して、自分だけの療養手帳を作ることも可能です。

療養手帳は、人に見せることが目的ではないため、きれいにしっかりと整理された手帳を作ろうと思う必要はありません。特に最初のうちは、気分のままに書き散らかしても問題ないのです。

そのうち慣れてくると、自然と自分の使い勝手のいいように工夫されていきます。治療のお供に、ぜひ療養手帳を用意してみてください。

がん保険の必要性が高い肺がん治療

肺がんは先進医療に指定されている重粒子線治療や陽子線治療などの適用があり、1回300万円以上しますので特にがん保険の必要性が高いがんです。

がん保険はがんになってからでは加入できませんので治療費が心配な方は、がんになる前に一度資料請求をして検討してみるとよいでしょう。

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