肺がん治療退院後の定期検査の重要性

 肺がんの手術が終わって無事に退院した後も、再発や転移のリスクはあります。早期発見するためにも、必ず定期検査を受けるようにしましょう。

肺がん手術後5年間は、必ず定期検査を受けよう

 がんは手術を行なった後も、決して油断できません。現段階で確認できる病巣はすべて切除できたとしても、目に見えないがん細胞がどこかに残ってしまった場合、いずれそれが成長して局所再発、もしくは転移という形で現れます。

それを確認するためにも、術後の定期的なフォローアップ検診は非常に重要です。

スケジュールは病院によっても異なりますが、最初は2週間おき、やがて1ヶ月に1度、2ヶ月に1度というふうに間隔が空いていき、順調であれば3〜4ヶ月に1度の定期検査となります。

肺がんがもっとも再発しやすいのは、術後2〜3年以内です。この間は特に、医師の指示にしたがってしっかりと検診を受ける必要があります。

がんは5年間再発しなければ、ひとまず完治という扱いになりますので、5年間は油断せずに定期検査を受けるようにしましょう。

肺がんの再発予防は、フォローアップ検診がもっとも確実

 肺がん手術後の定期検査では、血液検査(腫瘍マーカー)や胸部X線検査、胸部CT検査などが行なわれます。これらは、手術で取り残したがん細胞をできるかぎり早く発見するために有効な検査です。

患者さんの中には、退院後、仕事に復帰する人もたくさんいますが、健康が第一と考え、定期検査は必ず受けるようにしてください。職場の上司や同僚などにもきちんと説明し、理解してもらうことが大切です。

ただし咳が止まらないなど、気になる症状がある場合は、次の定期検査を待たずに受診しましょう。再発ではなかったとしても、つらい症状を我慢して過ごすとQOLが低下し、ますます症状が強まることもあります。

ちなみに再発防止を目的として、サプリメントなどの健康食品に頼る患者さんもいますが、そういった代替医療にがんを予防する効果は確認されていません。

サプリメントの中には、むしろ肺がんリスクを上げるという研究結果の出ているものもありますので、自己判断で手を出すのは危険です。

まずはフォローアップ検診を欠かさずに受け、タバコを吸っていた人は禁煙すること、その上で試してみたいと思うものがあれば、医師に相談してみてください。

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